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MOONRIDERS 30th Anniversary Live [Check it!!]

遅ればせながら、ご報告。

2006年の日比谷野音。

映画「マニアの受難」用に収録したライブ映像がBlu-rayになった。

 今回時間をかけてミックスしなおした音は、ステレオが24bit、48kHz。サラウンドもDTS-HD。ビートルズのリマスター盤が話題になっている が、所詮16bit、44.1kHzである。(ビートルズの音源はアナログ時代であるため、逆にまだまだハイビットでの商品化の可能性がある。)もちろん 映像も撮影時のクオリティーを十分に再現している。それでこの価格。安い、安過ぎる。

 撮影時から最終的にBlu-rayになれば良いとは思っていたが、いざなってみると、これだけマスターに近いものをこの値段で売って良いものか?と、一 瞬考えてしまった。

 こんな時やはりアナログ時代の技術は強い、フィルムで撮影された映画はデジタル化の技術進展にともない、いつまでも画質改善の可能性がある。

 ビートルズのマスター・テープはいつまでたっても「まんま」の音が売られる事はない。

 デジタル時代の製作であるこの作品は、音に関しては「まんま」であり、映像も限りなく「まんま」だ。

 ...と、別に文句を言っているわけではない。

 作品を楽しんでいただく立場としては、喜ばしい限りであす。

 スクリーンで観ることが前提であったので、大きな画面にも耐えうる素材を残しておこうと思い、24コマのプログレッシブHDでの撮影を決断。少し専門的 な話しになるが、所謂音楽のHDソフトとして流通しているものは、テレビ中継用にインターレスで撮影されたものが大多数占めている。

 撮影時がインターレスだと質感が全く違う。ぼくは個人的にフィルム好きであるため、インターレスで撮影されたものは非常に苦手である。撮影していても、 編集していてもその絵のタッチに苦痛を覚えるといっても言い過ぎではない。さらにいうとプログレッシブでも30コマはなんだかどうも…これは感覚の問題と 言ってしまえばそれまでだが、そこがやはり非常に重要なのである。 

 ただ24コマでマルチ・カメラというのはあまり例のないチョイスで、そのあたりは開発元のラボに色々ご相談しご協力を戴いている。

 ライブの内容に関しては、ここで何かを語るまでもないが、日本のある音楽の流れに関わったアーティストが多数出演するもので、ライダーズ・ファンはもと より、日本語のロック、あるいはJ-POP前史に興味のある方は必見である。当日の構成自体がその流れを表現しており、集まった会場のファンも含めてムー ンライダーズという希有なバンドの30周年を祝う特別な空気が満ちた場だった。

 この機会に再度「マニアの受難」も観ていただければ、これ以上の喜びはありません。


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